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コンデンスリッチ豊胸を狙う

 体脂肪増加に作用するホルモンとしては、眸臓から分泌されるインスリンや副腎皮質からのコルチゾールがある。 また、減少に作用するホルモンとしては、下垂体から分泌される成長ホルモンや甲状腺からの甲状腺ホルモン、副腎髄質からのアドレナリンやノルアドレナリンなどのカテコールアミン、豚臓からのグルカゴン、女性ホルモンのエストロゲン などがある。
これらのホルモンが肥満してしまうことで、分泌異常を起こし、さまざまな障害をもたらすこともある。  たとえば、下垂体から分泌される成長ホルモン(GH)だが、これは蛋白合成を促進して成長を促すホルモンである。
同時に、脂肪については分解する方向に働く。  ところが、肥満体では分泌が低下してしまう。

とくに運動や睡眠、絶食などの刺激にたいし、敏感に反応する。 その結果、脂肪の分解が進まないので、体脂肪はますます蓄積されていくことになってしまう。
 このように、肥満を原因として内分泌臓器に悪影響を及ぼすことが多々あるが、その一方で内分泌異常が原因で、肥満に陥るケースを混同してはならない。  これは、症候性(二次性)肥満として、原発性(単純性)肥満とは異なって分類されていることは第1章で紹介した。
これは、原因が取り除かれれば、肥満を解消できるものとして捉えることが大切である。  内分泌異常を原因とする肥満の代表例として、クッシング症候群が挙げられる。
これは副腎皮質ホルモンの過剰による筋肉のやせと、脂肪が蓄積する部位の変化によるものである。 特徴は、体脂肪の分布異常にある。
四肢は細いのに、お腹を中心とした中心性肥満を示す。 また、顔が丸く満月様となり、皮膚は薄く毛細血管が透けて見え、赤ら顔になる。
 そのほか、インスリンの分泌異常を原因として体重が増加し、強い空腹感やふるえ、発汗、異常行動を伴う豚臓の腫瘍のインスリノーマや、むくんでいるのに指で押してもへこまない状態を示す甲状腺機能低下症、無月経や性ホルモン異常などを示す性腺機能低下症、不妊や多毛を示すスタインレーベンタール症候群などがある。  心肥大や欝血性心不全などの心臓病、狭心症や心筋梗塞などの冠動脈硬化性疾患(虚血性心疾患)が、肥満に伴いやすいことは一般にも知られている。
 一例として心肥大を見てみよう。 心肥大は文字どおり心臓が大きくなってしまい、心不全を起こしやすくなる状態であるが、肥満との関係は次のようになる。

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